日々のエッセイ
6.102017
廃校、茶工場、空き家が、まちなかと山里の交流の地域資源にも
ある団体が山里で展示に使える場所を探している。絵画とか彫刻などたくさんあるらしい。展示だけではなくて、作品の保存もできる場所がいいという。美術館長からの問い合わせだ。
山里には、場所としては沢山ある。たとえば廃校、茶工場、空き家など。
廃校を活用したギャラリーもいい。NPO法人が山奥で管理している廃校があった。また、使われなくなった茶工場を区切って、絵画の展示と陶芸の作品、版画家の展示場としているところもある。すこし改修すれば、常設展示できる空き家もある。あるいは、蔵もある。
問題は、だれが管理するか、というところ。置きっぱなしという訳にはいかない。人手がいる。そして費用がかかる。
放置しておくとまったく使いみちのない廃校、茶工場、空き家が、まちなかと山里の交流の役目を果たす地域資源もなりうる。可能性もないことはない。そんなやりとりをしたのだった。写真は、この山里の廃校「勝坂小学校」。
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