移住と空き家

  1. 日々、移住相談の来客

    きょうは、移住相談のお客さんが二組。午前中のお客さんは、役場の壁に貼られていたぼくの新聞記事を見て来られた。なんと中国におすまいだ。山東省で電気自動車の技術指導をされている。ホンダとヤマハで長年、技術管理や設計をされてきた。弁理士の資格もあり、知的財産権についても詳しい。帰国した時に滞在する家として、春野の山里で暮らしたいということだった。[続きを読む]

  2. 別荘を売りたという相談

    Oさんが訪ねてきた。春野町にある別荘を売りたという相談だ。築13年。3LDKの2階建て。森のなかにある別荘地。ここは7世帯の集落で、定住者は1~2名。森といってもほとんど杉と檜ばかりで、成長が著しく、見晴らしはよくない。日当たりもよくない。杉と檜を皆伐すれば、気田川が眺められて風景も良いのだけど。1800万円かけたので、できれば800万円で売りたいという。[続きを読む]

  3. 楽舎の学校〈らくあん〉のスタートへ

    6月からスタートする   は、地域の寄りあい場としてコンサート、講座、会食、移住説明会など行う。平屋の古民家、そして元お好み焼き屋の店舗が併設されている。手直しすればカレーショップやお好み焼き屋ができそう。宿泊もできる。ホタル公園がすぐ近く。そこには豪勢な東屋があって、会議室になる。立派なトイレ(後ろに写っている建物)と給水設備もある。いつもは、ほとんど人がいないので、独占状態だ。[続きを読む]

  4. 勝坂の空き家に住みたいという

    月に3~4件の移住相談がある。こちらの時間が許せば、春野の空き家を案内している。19日はOさんを案内。行政からの紹介だ。木工をやりたい、辺鄙なところで構わない、人里離れた空き家を希望。そこで、神楽の里の勝坂の空き家を案内した。廃屋になりかかっているが、自力で修繕できそうな家がある。そこを気に入ってくれた。ここの家賃は、なんと年間6千円。家の前には清流がながれ、草を刈れば広い庭が現れる。[続きを読む]

  5. 引佐町の久留女木に大きな空き家

    先週は、友人のTさんが来訪。あちこちにたくさん山を持っておられる。森が好きだ、たいせつにしたいということで、天竜の山の各地を買っている方だ。その方が、引佐町の久留女木に大きな家を持っている。広大な風格のある家だ。見晴らしもいい。インターも近い。いまのところ使う予定もないので、貸したいという。以前、ベジタブルレストランをひらきたいという方に紹介したが、うまくいかなかった。[続きを読む]

  6. 杉の一軒家が気に入って、そこにきまりそう

    22日は、O夫妻が春野への移住相談に来られた。いま住んでいるところが、お茶の産地で消毒とファンの音が耐えがたいということで、静かな森を探しているとのこと。楽舎の学校〈らくあん〉で、いろいろとお話を聞いた。スタッフの若林君に杉と勝坂エリアの空き家を案内してもらった。杉の一軒家が気に入って、そこにきまりそう。家賃はおそらく5千円くらいだと思う。敷地がかなり広いので、畑もハーブ園なども可能だ。[続きを読む]

  7. 学生たちを連れて春野を案内

    きのうは、学生たちを連れて春野を案内した。浜松学院大の地域共創学科、津村先生と学生たちが来訪。楽舎が受け皿となって、地域おこしのプロジェクトをすすめていくことになる。6月からスタートする「楽舎の学校〈らくあん〉」を案内。ここで10人は寝泊まりができる。自己紹介は、ほたる公園で。知らないおじさんが寝ていたところに、どやどやとぼくらが集まる。おじさんも、ついでにミーティングに参加してくれた。[続きを読む]

  8. 山里は空き家ばかり

    山里は空き家ばかり。昨日、訪れた勝坂の集落などは、隣同士、連続4棟が空き家だ。20棟くらいの空き家がある。そのまま放置されているので、廃屋になりかけている。町が国の補助金でつくったロッジや茶店など、閉店のままのところが6棟もある。使われなくなれば、そのまま廃屋の道をたどる。自治会が管理して活用できるかというと、これは難しい。なにしろこの集落は14世帯、しかも高齢者ばかりである。[続きを読む]

  9. 行政と市民が協働する道について

    ◉バラマキから選択と集中へ日本の人口は減少の一途をたどり、経済は停滞している。ありあまる予算はない。高度経済成長期のように、バラマキする時代ではない。そこで「選択と集中」だ。──そんなことばがよく聞かれる。若者の雇用を生み出すこと、〈まちなか〉のにぎわい創生計画など、集中的な施策を投じる必要がある。区の再編や、旧市町が独自にすすめていた施策の見直しと合理化も必要であろう。[続きを読む]

  10. 宮大工の方のワザを伝える学校つくり

    宮大工の方のワザを伝える学校つくりの流れで、愛知県の新城市の廃校、浜松の北端の水窪町の木工所などを案内した。なかなか適当なところが見つからない。で、朝、気がついた。「なぁんだ、地元にすてきな廃校があった、あった」。ここから北、川上という集落の春野北小学校だ。3年前に廃校となる。森のなかにあって、敷地にはぐるりと清流がながれている。川まで敷地だ。木造の体育館がとても過ごしやすい。[続きを読む]

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