池谷啓の記事一覧

  1. ラブファマーズカンファレンスの2日目

    ラブファマーズカンファレンスの2日目。よく晴れて涼やかな風のとおる心地よい一日だった。午前中は、歌手の加藤登紀子さんや農民詩人の星寛治さん、霧里農場の金子さん、大地を守る会の方たち、有機農業の実践者たちのシンポジウム。午後は、3つ講義棟で講座。春野の山里暮らしの魅力、山里の農業と林業、ニホンミツバチ、フリークライミング、太鼓作りワークショップなど盛りだくさん。[続きを読む]

  2. 空き家を貸してくれない理由

    山里は、空き家はたくさんある。一人暮らしのお年寄りが多いので、これからも増える。空き家を若い人たちに貸せば、山里も活気づく。お年寄りの見守り支援にもつながる。ぼくがこの3年間で移住相談を受けたのは、100人を超える。広報したら、その数倍の人があらわれると思う。しかし、空き家はあっても、なかなか貸してくれない。貸してくれない理由はたくさんある。たとえば、年に一度は、墓参りに帰ってくる。[続きを読む]

  3. 「ラブファマーズカンファレンス」の第一日目

    「ラブファマーズカンファレンス」の第一日目。春野町、山の村で。楽舎が共催している。午後は加藤登紀子さんのトークイベントと歌。夕方は食事しながらの交流会。有機農法の美味しい手料理がすばらしい。雨が降り続く中、200人以上の方が参加してくださった。東京の方からは、バスで。明日も、明後日も開催。 有機農業の実践家たちとの出会いがとても有益であった。[続きを読む]

  4. 「ラブファーマーズ・カンファレンス」が春野町の山の村で開催

    明日(9月3日)から、 される。有機農業をめざす人たちの全国の集い。15時半から加藤登紀子さんのお話と歌。無料。18時半からは、食事付きの交流会。こちらでも加藤登紀子さんがお話と歌。春野町の人は千円。町外の人は2千円。4日には、10時から、加藤登紀子さん、星さん、鶴巻さん、金子さんのシンポジウム。[続きを読む]

  5. ブルーベリー園の近くに、空き家が2軒

    熊切の長蔵寺の山中のブルーベリー園を引き継ぐことになった。その近くに、空き家が2軒。見に行ってみた。ひとつの家は草ぼうぼう。窓はアルミサッシで、なんとか住めそう。屋根は補修が必要かな。もう一つの家は、すばらしい。そのまま住める。ぼくが越してきて住みたいくらい。景色よし、広葉樹の森あり、畑あり、山に守られているような落ち着きがいい。ただ、貸してくれるかどうかは、まったく微妙なところ。[続きを読む]

  6. 勝坂の集落のこと

    いつも気にかけて励ましてくださる勝坂集落の大石さんが、妹さんとともに来訪。産後の肥立ちに、鮎とたくさんのミョウガをいただいた。大石さんは、来られるたびに、丸太を切って作った椅子、山菜の佃煮、手作りコンニャクなど、いつもお土産をくださる。大石さんは、四百年もつづく勝坂神楽の貴重な担い手だ。[続きを読む]

  7. 山里では、ガソリンスタンドが次々と閉店している

    山里では、ガソリンスタンドが次々と閉店している。価格競争による利益率の低下が要因だろう。山里のスタンドは、まちなかよりも10円以上も高いので、なかなか利用しにくい。いまは細々とやっているけど、いつやめるかわからない。そういうところが、近所に数店ある。きょうガソリンを入れたところは、夫婦で経営していて、ともに80歳を超えている。動作もゆっくりだ。とっても親切でお話していて温かい心が伝わる。[続きを読む]

  8. 山里の耕作放棄地とまちなかをつなぐ

    楽舎がここの耕作放棄地をお借りして、田んぼと畑の蘇りをすすめている。あたり一体すべて耕作放棄地だ。そばを清流がながれ、土手に桜が咲く。山々も美しい。土地が放置されていてもったいない。みなさん高齢化でやっていけない。畑ができなくても、草刈りはしなくてはいけない。それだけでもたいへん。だれかが借りて田んぼや畑にしてくれたら、草刈りの手間が省ける。景色もよくなる。子どもたちもお年寄りも喜ぶ。[続きを読む]

  9. 春野でアトリエ探しに

    神田神保町の知る人ぞ知る名物文壇バー「人魚の嘆き」の女将・松本彩子さんと画家の中上清さんが、春野のわがやに来ていただいた。もう閉じてしまったが、高名な作家や編集者の集うお店として人気を高め、本の町・神保町にふさわしい文壇バーだった。中上清さんは、大分県立美術館で、長谷川等伯とターナーと並んで展示されているほどの画家。そんなお二人が、アトリエさがしに春野にやってきた。[続きを読む]

  10. 山里を「行きつけの田舎」に

    山里はいたるところ耕作放棄地ばかり。休耕田、荒れた畑、やめてしまった茶畑。そうして、間伐されることのない密集したスギとヒノキの森。しかしこれらは、たいへんな貴重な地域資源になりうる。というのは、いつか必ず食糧難の時代が来る。食料はあっても、安全な食がたもたれなくなることもある。安い外材が輸入できなくなって、木材不足の時代だってくるかもしれない。[続きを読む]

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