農業・林業

  1. コクゾウムシ退治

    炎天下に玄米を広げてコクゾウムシ退治。あかりもお手伝い。この時期になると米袋の中で、大量のコクゾウムシが発生している。もともと稲についていたものが、暑くなると繁殖するのだ。まったくま無農薬米なので、発生する。というか、稲の収穫の段階でついている。どんどんと増えるとお米がまずくなる。ウヨウヨいるので、なにより気持ちが悪い。お米を冷蔵庫に入れておくといいのだが、場所を取られる。[続きを読む]

  2. 朝から、土木作業

    借りている田んぼと畑のある集落で、朝から、土木作業。メンバー6名で参加。大雨のために沢から土砂が流れ込み、水路が詰まってしまう。田んぼに水が行かなくなる。土砂を救って運ぶ作業。こうして集落で作業する時に、連絡してもらえる付き合いがたいせつ。面倒がらずに、すぐにかけつけるというのも、農作業の継続にたいせつなこと。作業しながら、コミュニケーションをはかる機会ともなる。[続きを読む]

  3. ほとんどがスギ・ヒノキばかりの森だった

    いまスギ・ヒノキの販売価格は1本1300〜1500円くらいだという。木を伐れば伐るほどに赤字になる。スギを60年間育てるためには、地ごしらえ(植栽準備)、植栽、下刈り、枝打ち、間伐などの作業がある。1本あたりの経費はおそらく2,000円くらいになると聞く。これでは林業では収益は上がらず、森林は放置。間伐しないので密集するばかり。かくして山里はスギ・ヒノキが生い茂る。[続きを読む]

  4. きょうも草刈り。わがやの草刈り。道の草刈り。

    いかにして撤退していくか。それが難しい。攻撃と拡大は勢いがあってすすむ。楽しい。昂揚感がある。しかし撤退となると、これは至難。執着も強いしね。太平洋戦争の日本軍がいい例だ。戦線拡大して、勝った勝った、どうだみたか。すごいだろ。しかし、やがては玉砕に次ぐ玉砕。ついには無条件降伏と。もう土地はいらない、とつくづく。土地はいらない、山もいらない。小さな住まいと小さな庭と小さな畑があればいい、と。[続きを読む]

  5. つらいぞ。草刈り。筋トレと思って。

    事務所まわり、今年4回目の草刈り。200坪を40分で仕上げた。背負い式の草刈機での高刈りと二枚刃なので、おそらく普通の人の倍のスピードだと思う。しかし、自分の家の敷地、栗畑、ブルーベリー園、さらには田んぼなど、おそろしいほどの草が茂る。これから、毎日、30分は草刈りをしなくては……。それでも追いつかず。筋トレと思って頑張るしかないわけだが。ああ、つらいこと。[続きを読む]

  6. 利益をあげようとしたら、付加価値をつけなくちゃ、やっていけない。しかし、人手不足と。

    奈良で農業を営んでいる友人から電話があった。学生時代の数少ない友人の一人だ。奈良の山里で農業を営んでいる。こんなやりとりだった。田舎で農業で金儲けしようとしたら、無理だ。お米なんて、とてもとても……。利益をあげようとしたら、付加価値をつけなくちゃ、やっていけない。一次産品を加工して自ら販売する「六次産業化」(一次産業+二次産業+三次産業=生産して、加工して、販売する)ということになる。[続きを読む]

  7. しばし笛を吹いて気分転換をはかる

    頭が疲れると、ここにくる。事務所から徒歩3分。この池には気田川の清流が流れ込み、6月になるとホタルが舞う。しばし笛を吹いて気分転換をはかる。アイランド笛と簫(Xiao)という1メートルもある中国の長い笛を練習している。[続きを読む]

  8. 山里に不動産がたくさんあっても、いいことはない

    山里に不動産がたくさんあっても、いいことはない。農地など二束三文。売るのは無理。もらってくれる人もいない。ただ、農地は固定資産税はほとんどかからない。しかし、草刈りなど管理がたいへんである。きょうの来訪者は、土地の相談ごと。Aさんは、山里に500坪くらいの農地を所有している。ある事情で、その農地をBさんに譲った。Bさんは農家資格がないで、土地は仮登記のまま。[続きを読む]

  9. 後継者を求めている。お茶農家から相談を受けた。

    後継者を求めている。お茶農家から相談を受けた。そこは集落全体で、有機農法でお茶を栽培している。完全無農薬。輸出がメインということもあって、増収増益である。その集落のなかのお茶農家が、後継者を求めている。広さは1ヘクタール。機械も道具もすべて揃っている。保証はできないが、年収は200万円くらいは、いけるのではないかという(手取りか税込みか聞き忘れた)。[続きを読む]

  10. 「春野の畑で青空キッチン」さて、施設をどう作るか

    いま企画しているのが「春野の畑で青空キッチン」。ポイントは「食べる」こと。「畑で調理して食べる」こと。みんなで収穫して、その場で調理して食べられる。土づくりから、栽培、収穫、調理のプロセスを一貫して体験できる。まちなかの人も、農業体験として参加できる。そのためにも「場」づくりだ。ゆったりした休憩所をつくる。中には、耐火レンガでカマドも石窯も作る。[続きを読む]

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