移住と空き家

  1. こういう山里暮らしも、活気があっていいね。

    早朝のラン散歩のとき、山崎さんと立ち話。移住して5年余。山崎さんは、大きな石ころだらけの広大な土地をせっせと耕してきた。ブドウも大豆も里芋も、いろいろと栽培している。花も咲く。右に見える四角い建物が住まいだ。となりが小学校の体育館。むかしこの土地は河川敷。木材の貯木場だった。気田川がすぐちかく。堤にある巨木の下のベンチでゆったりと過ごす。川の流れ、人の流れをながめる。[続きを読む]

  2. 過疎地の春野のなかでも、かなりの限界集落だ

    紅葉はこれから。清流がすばらしい。うちからここまで約7キロ。クルマで20分。デイサービスの送迎のクルマとすれちがっただけ。石切(いしきり)という集落。いま6世帯が暮らしている。ほとんど高齢者。過疎地の春野のなかでも、かなりの限界集落だ。清流に面した30棟ほどの別荘のエリアもあるが、これまで人を見かけたことはない。クルマがないと、買い物や診療所にいくのは難しい。[続きを読む]

  3. 春野を案内した

    まちなかでブリーダしているが、近所から鳴き声がうるさいと苦情が出る。子どもも萎縮する。山里に暮らしてブリーダの仕事をしたい。ということで、訪ねてこられたので、春野を案内した。といってもすぐに貸してくれる空き家はない。雨漏りとか廃墟に近いものはたくさんあるのだが。まずは春野入門編として、移住者の暮らしぶり、地域の人を紹介した。空き家はたくさんある。[続きを読む]

  4. 今後、どうなっていくのか。交通弱者対策

    NPO法人「春野のえがお」が運営しているタクシー。山奥の交通弱者のためのタクシー。法律の規制があって町内しか走れないが、会員になれば、タクシーの半額で利用できる。春野町は浜松市と合併するまでは、町内なら500円で走れる制度があった。しかし市と合併して10年たつと、他の町との「一律平等主義」に反するということで、その制度は廃止された。[続きを読む]

  5. 稲刈りが完了した

    稲刈りが完了した。バインダーという機械で、稲を刈って麻紐で束ねる。人力で稲架掛けをする。日の光と風によて乾燥させていく。2週間くらいして、稲の含水率が15%くらいになったところで、脱穀する(稲穂からモミを取り出す)。次にモミ摺り(玄米と籾殻を分ける)。あとはその都度、精米する。モミ摺りと精米は、機械を借りることになる。この田んぼは、およそ3反(3,000平米)。[続きを読む]

  6. 子犬のブリーダーから相談があった

    子犬のブリーダーから相談があった。いまは町中で営業しているが、なき声などで近所の苦情がある。春野の広い土地で飼いたいという。資金がないので、空き家を探している。まあしかし、空き家はたくさんあるけれども、貸してくれるかどうかは難しい。ましてやイヌがたくさんいるとなると、さらに難しい。かなり山奥に行けば、かなり空き家がある。けれども、イヌを見にくる客には遠すぎて営業になりにくい。[続きを読む]

  7. 救急搬送されたMさんを、となりまちの森町総合病院に訪ねる

    救急搬送されたMさんを、となりまちの森町総合病院に訪ねる。カーテンで仕切られた4人部屋にいた。寝たきりだ。なんと、腰椎骨折だという。とくに外傷はないのだから、おそらく圧迫骨折だろう。骨がスカスカで潰れたという感じだと思う。酒ばかり飲んで栄養を摂らないので、骨の成分が弱くなっている。ま、内臓系でなくてよかった。栄養をつけてリハビリしていけば、大丈夫と思う。まだ60歳なんだから。[続きを読む]

  8. さすがの集落だと思った

    「生きてるーー?」と玄関の戸を開ける。「もう、だめですーー」との声。冗談で言ったのに、Mさんは寝ていた。もう起き上がれない。寝返りも打てない。食事もできないと言う。山里のひとり暮らしで、移住して10年だ。近くに身寄りはいない。このままでは、衰弱して死んでしまいそう……。ということで、救急車を手配した。となり町のM町総合病院に入院となった。3日前のことだ。[続きを読む]

  9. 借りて耕作する場合、リスクはあるがラク

    自分の土地にしていれば、安心して農業はできる。しかし、農地を取得するのは、「農地法」の制限があってたいへん、ということを書いた。しかし、農地を取得せず借りて耕作すればいいわけだ。それでも農家資格はとれるし、べつに農家資格などなくても、農業は可能である。また、農業ができなくなったら土地は返せばいいからラクだ。ただ、借りて耕作する場合、リスクはある。[続きを読む]

  10. 農地付きの宅地と建物を買いたいという相談を受けた

    農地付きの宅地と建物を買いたいという相談を受けた。広大な農地がついているという。農業をしなくても、農地は二束三文だし、活用の道はいろいろある。買っておいたほうがいい。しかし、農地の取得はいろいろ厄介だよと伝えた。農地というのは、「農地法」で売買が制限されている。まず、「農家」でないと農地は取得できない。「農家資格」をとらなくちゃいけない。[続きを読む]

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