日々のエッセイ
1.42018
家は、なんといっても、日当たりのよいところがいい。湿気の少ないところがいい
冬はいかなる所にも住まる。暑き比(ころ)わろき住居(すまい)は、堪へがたき事なり。〜徒然草。
兼好の暮らしていた京都の暑さは、すさまじいので、これはよくわかる。しかし、いまはエアコンでなんとかなる。
ただ、家づくり、あるいは買う時の基本。なんといっても、日当たりのよいところがいい。湿気の少ないところがいい。
ぼくは、そこは大きく失敗した。日当たりは、よくない。沢の水が流れいてワサビが育つ。しかし、湿気がある。カビが生える。寒い。
家づくりからいうと、「断熱」がたいせつと感じる。薪ストーブを入れている家にいっても、寒いところがある。聞けば断熱材を入れてないようだ。温かさが、どんどん逃げるわけだ。
石油ストーブひとつ、あるいは無しでも、温かい家がある。それは、断熱材をちゃんと入れているからだ。そして窓は二重サッシがいい。
こういうことは、あとから気づく。そして、もう遅いわけだけど。まあ、いろいろ工夫次第で、なんとかなるし、なんとかしなくちゃいけない。
あとは騒音とか、風あたりとか、いろいろある。周囲の人たちの温度差もある。そのことは、また別の機会に。
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