日々のエッセイ
4.212015
丸一日、NHKの取材だった
きょうは丸一日、NHKの取材だった。いまの「地方創生」という流れの中で、過疎地の定住促進を取り上げる企画だ。ぼくがNPO法人の代表として、あちこちの空き家を調査したり、あるいは移住希望者に空き家を紹介したり、そんな活動を紹介するという報道のかたちになると思う。
きっかけは昨日のNHKから突然の電話。その後、自治会総会でのアピールの時の取材と続く。で、きょうは朝から、まる一日かけて取材だ。スタッフの天野くんには、ずっとお付きあいしてもらった。一休の青木さん、勝坂の大石さん、砂川の横山さんにも、お世話になった。
まる一日の録画撮りだけど、最終的には編集して5分間の放映になる。しかし、テレビで5分間というのは、結構、長い尺だよね。マイクを差し出されて、カメラと照明を向けられて、喋るというのは、やはり緊張するよ。質問されたことに対して、喋っているうちに、……あれれ、いったいなんの質問だったのかなあ、とわからなくなったことが、しばしば。なので、ピンぼけシーンが続出だと思う。う~む。恥ずかしい。
かなしいかな、カッコよくみせようとするサガがでる。いきおい肩に力が入る。立派ないいことを喋ろうとする。でも、そんなことしたって、所詮は底が見えている。言葉と身体が分離してしまう。すぐに見透かされている。映像ではそれが露わになってしまう。なんとも、恥ずかしい。放映されるのは、明日の18時10分からの「たっぷり静岡」という番組だ。
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