池谷啓の記事一覧

  1. ついにカブトエビを発見した

    おお、いる。いる。すごいぞ。ついにカブトエビを発見した。アイガモ農法でいろいろと教えてもらった中道農場の田んぼに、たくさんいた。ホームセンターで、中道さんとばったり出遭った。立ち話をしていたら、カブトエビとホウネンエビがたくさん発生したというのだ。カブトエビは、生きている化石といわれる。田んぼに発生すると、雑草を食べてくれる。[続きを読む]

  2. カルマ・ヨーガの山里暮らし

    ラブファーマーズ・カンファレンス(有機農業者の集い)が、今年も春野で行われる。今年で三回目だ。全国からはるばる春野の山里に訪れる。主催者の天野くんから、今回の企画のひとつに、マインドフルネスをテーマにいれたいという話があった。マインドフルネスの講座とかシンポジウムのお手伝いをさせていただくことになるかもしれない。[続きを読む]

  3. 不耕起栽培の田んぼ

    耕さない。代掻きをしない。肥料も入れない。そういう農法がある。不耕起栽培という。となりの早川くんの田んぼは、今年、この不耕起で田植えをしていた。耕さない、代掻きしないので、雑草が生えている。前年の稲の切り株が残っている。その間に、穴をあけて一本ずつ植えていた。耕さないのだから、土が固くなっている。すんなりとは植えられそうにない。稲の生育が草に負けてしまうのではないかと思うんだけど。[続きを読む]

  4. この校舎は築90年 木工作業所に

    過疎地ではつぎつぎと廃校になる。学校は集落の「核」みたいなもので、廃校になるというのは、集落の核が消滅することでもある。学校がなければ、子育て世代は住まなくなる。高齢者ばかりとなって、やがて集落は消滅していく。それでも廃校は活用のしがいがある。公民館、美術館、コンサート会場、寄り合いの場など。こちらで全部やりますと手を上げれば、行政はまかせるよと委託してくれるかもしれない。[続きを読む]

  5. 廃校、茶工場、空き家が、まちなかと山里の交流の地域資源にも

    ある団体が山里で展示に使える場所を探している。絵画とか彫刻などたくさんあるらしい。展示だけではなくて、作品の保存もできる場所がいいという。美術館長からの問い合わせだ。山里には、場所としては沢山ある。たとえば廃校、茶工場、空き家など。廃校を活用したギャラリーもいい。NPO法人が山奥で管理している廃校があった。[続きを読む]

  6. 田植えが本格的に動き出す

    農作業の日々に入っていく。田植えが本格的に動き出す。エンジンがかかってルーティンワークに入れば、むつかしいことはない。エンジンかかるまでが一苦労。かたちが定まってくれば、わりと自動的に進む。問題は、一年経っているので作業を忘れていること。なにをすればよいのか。どうすれば、よかったのか。さいわい克明に日誌はつけている。[続きを読む]

  7. ちかくに託児施設があって、はじめての訪問

    じゃーんぷ!というと、大喜びで跳び下りるようになった。45センチの高さ。下にマットは敷いてある。ちかくに託児施設があって、はじめての訪問。すこし緊張して曇った顔をしていた。でも、おんなじくらいの女の子もいて、一緒に絵本を楽しむようになった。おねえさんがやさしい、あかるい。あんしん。ヤギもいる。わんちゃんもいる。帰るよーというと、いやー、いやんと帰ろうとしない。[続きを読む]

  8. 近くにカヤックスクールがある

    肩車の散歩も疲れるので、リヤカーの子連れ狼式に変えてみた。楽ちんでいい。楽舎の事務所の近くには大津さんのカヤックスクール「スプリング・フィールド」がある。連休でお客さんが全国からカヤック合宿に訪れている。8人が乗れるという大きなカヤックがあった。スタンドアップパドルといって、立って漕ぐことができるようだ。[続きを読む]

  9. 山里の土地の売買は手間がかかる

    山里の土地の売買は手間がかかる。実際と地積がちがっていたり、建物が未登記であったりする。さらに農地となると、なかなか手間だ。 Yさんが、土地と建物を買うことになった。土地は宅地と農地がある。農地は、買う人に「農家資格」がないと、取得が難しい。農地法で厳しく制限されているのだ。 農地を取得したいのであれば、「農家資格」をとらなくちゃいけない。[続きを読む]

  10. 「浜松市春野町の地方創生─中山間地域らおける新事業創出モデルの実証研究」

    どーんと本が送られてきた。うわっ重たい。60冊もある。包みを開くと「浜松市春野町の地方創生─中山間地域らおける新事業創出モデルの実証研究」(駒澤大学 長山ゼミ 研究成果報告書)というのがでてきた。なんと388ページもある。春野町の分析、楽舎と池谷のゲートキーパーとしての分析など、よくまとめてくれている。昨年の9月、駒沢大学(東京世田谷区)の長山ゼミの学生たち40人が春野に滞在した。[続きを読む]

おすすめ春野くらし

  1. アクセサリーを作って
  2. はるのびより 創刊号
  3. てんてぐ村

最近のエッセイ

ページ上部へ戻る