池谷啓の記事一覧

  1. いろいろな山里暮らしの補助

    山里暮らしをしてみたい、という人に。まずは「いいこと」ばかりあるよ、という情報。仕事、買い物、地域とのつきあいとか、いろいろ「ややこしいこと」もあるけど、それはまた別の機会に。まず「おためし住宅」。いきなり移住はできないという人は、ここで暮らしながら、空き家を探す。費用は月に1万3千円。期限は一年。最低一か月は滞在してもらいたい。春野町では、いま3軒あいている。[続きを読む]

  2. 春野町の空き家をテーマに卒論を書きたいと学生が

    春野町の空き家をテーマに卒論を書きたい。地理情報システムを活用して空き家の分布をまとめたい。──先日、愛知学院大の学生の小柴さんが来訪した。昨年、東栄町とのシンポジウムで、ぼくの講演を聞いたことがきっかけだ。空き家の実情、なぜ空き家が増えるのか、この先どうなるのか、貸してもらうためになにが必要か、地域とのつきあいかた、移住相談にくる人のプロフィールなどについて、すこしレクチャーさせてもらう。[続きを読む]

  3. ラブファーマーズカンファレンスの振り返りの集い

    きょうは、ラブファーマーズカンファレンスの振り返りの集い。〈らくあん〉にて。有機茶、はちみつ、アクセサリー、固定種の苗、石猫、トウガラシ、有機野菜などの販売をしてくれた人たちが参加。昼食のお弁当を頂いて、フリーディスカッションした。食事しながらの集いというのは、ゆるやかでいいものだ。来年も春野で継続して開催するとしたら、安定的な予算確保にはどうしたらいいか。助成金獲得も継続的には難しい。[続きを読む]

  4. 竹のアーティストが、移住相談に

    竹のアーティストのゲンさんと平沢さんが、移住相談に来訪した。平沢さんは、水窪在住、NPO法人Willの理事長として活躍。ゲンさんをぼくに紹介するために同行された。ゲンさんは、竹を編んでバッグを作っている。横浜高島屋、石川県立伝統産業工芸館、スイスジュネーブなどで個展を開いている。いま注文しても製品は3年後になるほど。[続きを読む]

  5. ドローンの講習というビジネス

    友人と、山里でのナリワイの道について語りあった。こんな過疎の山里だからこそ可能なビジネスがあるのでは、と。アイデアも、収益にむすびついたら迫力がでる、長続きする。ナリワイにもっていけば、すばらしい。山里では大きく稼がなくてもいいし、そもそも、それは無理だろう。小さくいろいろなビジネスを積み上げていくのがいい。たとえば、ドローンを使ったビジネスはどうだろうか。[続きを読む]

  6. 空き家が重荷になっていく

    この山里には、廃屋になりそうな空き家がたくさんある。家主がたまに帰ることもあるし、遺品の整理がおわってないから、とそのまま放置されている。そんな所有者から、「土地も家も売りたい」と相談を受けていた。「家を壊して更地にするのに100万円くらいかかるから、100万円で売ってしまったらどうですか」と言っておいた。川沿いの田んぼのそばの家だ。我が家から車で10分くらい。[続きを読む]

  7. 「ラブファーマーズカンファレンス」が無事に終了

    「ラブファーマーズカンファレンス」が無事に完了した。有機農業を実践し、探求し、関心ある人の集い。寝食を共にした交流というところがポイント。9月3日から6日まで、春野の山の村で行われた。参加者はざっと300名、延べ人数にすると500名を超える思う。地元の春野町の住民でさえも、あそこは山奥で遠いなぁと思われている会場。しかもかなりの雨だ。そんなところに、はるばる遠方から参加してくださった。[続きを読む]

  8. 「あたりまえの農業」としての有機農業

    地元の春野で開催された有機農業者の集い「ラブファマーズカンファレンス」が無事、終了した。「有機農業」というと、特別なものに感じられるかもしれない。なにか「特別な」哲学、「特別な」ワザ、「特別な」人たち、変わった人たち。なので、すこし壁があるというイメージも。有機農業は、一言でいうと化学肥料をつかわず、堆肥のみで、まったく農薬を使わない農業だ。かつての日本で普通に行われていた農業だ。[続きを読む]

  9. 子どもを連れたお母さんたちの交流

     今回のイベントで、お、いいなと感じたのは、子どもを連れたお母さんたちの交流だ。会場では、子どもたちが大の字に眠っていた。体育館の中を走り回っていた。叫んでいた。子どもの元気でイキイキとしたエネルギーがつたわった。交流会では、大人も子ども太鼓のリズムで踊りだした。こういう流れはステキだなあ。多くのイベントをみて感じるのは、「お母さんが動くと強い」ということ。[続きを読む]

  10. 「有機農業と地域社会の明日を考える」というシンポジウム

    ラブファーマーズカンファレンスの3日目。「有機農業と地域社会の明日を考える」というテーマのシンポジウムの司会進行を急きょ仰せつかった。有機農業を30年も40年も継続して、集落をあげて有機農業の村にしてしまったという埼玉の小川町の霜里農場の金子美登さん、愛知県新城市の松沢政満さん、岐阜県関市でパーマカルチャーを実践している庄司政明さんとの語らい。[続きを読む]

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