移住と空き家

  1. コミュニティビジネスを始めようとする人に100万円

    浜松市では、中山間地の移住者に対して、最大100万円の起業資金を貸与する。しかも、一定期間、事業を継続すると返済が免除される。対象は、中山間地に移住して3年未満の人で、コミュニティビジネスを始めようとする人。過疎化のすすむ中山間地には、仕事がない。仕事がないので定住できない。ますます過疎化がすすむ。そんな過疎地で〈なりわい〉の道をひらいてもらおうという趣旨だと思う。[続きを読む]

  2. きょうの移住相談は2組、4名

    「春野人めぐり」2日目。きょうは7組12名のお客さん。昨日とあわせて合計16組32名の来訪だった。きのうは、若いママさんと赤ちゃんたちがたくさん。きょうは、比較的、年配の方たちがこられて、静まった感じで語りあいができた。あの池谷がまさか、結婚して子育てしているとはびっくり、という方も。みなさん、あかりを可愛がってくれた。赤ちゃんを抱くのは何十年ぶりと、嬉しそうに、あやしてくれた方も。[続きを読む]

  3. 「春野人めぐり」 ママさんと子どもたち

    きょうはオープンハウス「春野人めぐり」の一日目。楽舎としては、移住相談・田舎くらしについてのお話をさせていただこうと参加した。今回は、わがやではなくて、楽庵〈らくあん〉にきていただいた。大学で教える栄養学博士の内山弓子さんが、腕によりをかけてグリーンカレーと薬膳カレーと前菜、デザートをつくってくれた。これがとっても豪華で、おいしかった。[続きを読む]

  4. 若い人材が訪れてくれるようになってきた

    「お手伝いさせてください。みんなでわいわいやるよりも、雨の日にひとりで黙々とやるような仕事が好きですから」。Yさんが、そう言ってくれた。昨年、東栄町とのシンポジウムで、春野の山里暮らしの講演をした時、聞いてくた。それがキッカケで、春野に移住したという。まだ38歳と若い。大学では数学科を出て物理の先生になって、森林の仕事に転向。[続きを読む]

  5. ドイツ人から見た日本の山里とか、そんな話もおもしろい

    ここで満月の日に焚き火をして、みんなで歌ったりしたい。あそびにきて、ドイツの歌も教えてね。そう言うと、ドドイツ人は合唱しないという。ええ? シューマンとか、歌曲がたくさんあるのに、どうして?聞いてみた。きょう訪ねて来られたドイツ人ウォルフラムさんとのはなしだ。かれは40代、スイスに17年間暮らしていた。春野に移住したいということで、夫婦で家探しに来られていたのがきっかけで、訪ねてきてくれている。[続きを読む]

  6. 島田市菊川地区の自治会から依頼されて、講演を

    経験的にわかってきたのは、成功談はウケない。自慢話になったら、まったくウケない。どんなもんだ、すごいだろうなんてのは論外。ウケるのは、失敗したこと。こんなにダメだったこと。そこから、どう乗り越えてきたかというところ。「こいつバッカだねえ、わはは」というところがたいせつ。おりこうさんは、あかん。これは、文章もおんなじ。島田市菊川地区の自治会から依頼されて、講演させてもらった。[続きを読む]

  7. 友人の尼さんをお寺に 小堀遠州の庭のある素晴らしい寺

    「正式にお寺に住むことになりました」。友人の吉田真誉さんから報告があった真誉さんはきちんと密教の行を積んだ僧侶で、活け花もお茶の腕前もすばらしい。仏画は東大寺で個展をひらくほど。亡き夫の母が亡くなり、相続が発生して東京で住職を務めていた寺をたたまなくてはならなくなった。なんとか力になってあげたいなあと思いつつ、なにもできなかった。[続きを読む]

  8. 空き家探し、空き家案内

    Fさんが、山仕事の手伝いに来てくれている。木を切り倒したり赤土を運んだり。山里に移住したいというので、あちこち空き家を案内した。そのついでに、空き家さがしもする。ぼくのやり方は、農作業をしている人などつかまえて、気楽に声をかけること。「かれが家探しをしているんですよ」ということで、立ち話。そんなこんなで、20人くらいと話したのだった。[続きを読む]

  9. さびれてしまった熊切の商店街の空き家探し

    空き家探しの一環で、さびれてしまった熊切の商店街も探索してみた。閉めたままの旅館が2軒。こういう家で暮らすのも、おもしろいかな。ちかくに郵便局、駐在所。お年寄りと立ち話。「このあたりの店は、もう2軒しかない。みんな閉めたよ。若い人はいない。もう集落はなくなっていくしかないな……」と。どんどんとさびれていくのみ。このままでは。「青ねり」という春野銘菓をつくっている和菓子屋をたずねる。[続きを読む]

  10. ブルーベリー園の近くに、空き家が2軒

    こんどいただいた100本のブルーベリー園の近くに、空き家が2軒。見に行ってみた。ひとつの家は草ぼうぼう。窓はアルミサッシで、なんとか住めそう。屋根は補修が必要かな。もう一つの家は、すばらしい。そのまま住める。ぼくが越してきて住みたいくらい。景色よし、広葉樹の森あり、畑あり、山に守られているような落ち着きがいい。ただ、貸してくれるかどうかは、まったく微妙なところ。[続きを読む]

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  1. はるのびより 創刊号
  2. てんてぐ村
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