移住と空き家

  1. 春野町の「おためし住宅」 空いてるよ

    春野町の「おためし住宅」。定住のために、ここを拠点に家探しをしてもらうためのもの。月に1万3千円の家賃。最長1年までいることができる。ひとつは、以前に紹介したが、勝坂のロッジ(左2枚の写真)。なかには囲炉裏もある。家の前には清流がながれる。森のなかで、広大な畑もある。川で鮎釣りも。もうひとつは、元教職員住宅(右3枚の写真)。清流が近く。家の前はのどこか風景。春野のまちなかに近い。[続きを読む]

  2. まちづくり公社の視察の案内

    バスに乗り込んで、ガイドしながら春野の移住者の暮らしを見てもらったのが一年前。市の文化財課の「山城サミット」の企画だった。こんどは、浜松まちづくり公社の企画で、春野の空き家のバスガイドをすることになりそう。先日、浜松まちづくり公社(市の外郭団体)の方が来られた。まちづくり、区画整理、市営住宅、駐車場などの管理運営をしている。空き家についても事業にしていくようなお話だった。[続きを読む]

  3. ほんらい行政の仕事

    家が決まり、引っ越し準備中の移住希望者に「よそ者を受け入れたくない」と伝えた自治会があった。「移住者の1人あたり10万円の支援金を自治会にだす」という制度がありながら、申請した自治会は、41自治会のうちたったの2つ。4%であった。これが、春野町の移住者受け入れの実情だ。[続きを読む]

  4. 「お試し住宅」や「田舎暮し住宅」がほしい

    過疎化のすすむ中山間地にあって、定住促進が望まれる。けれども、移住者に対して違和感を抱く地域もあるので、定住はなかなか難しい。しかし、行政ができることはたくさんある。なにしろ行政は、予算と権限をもっていて、人材もいる。NPO法人や任意団体の動きとは比べ物にならない。そこで提案。具体的には、「おためし住宅」や「田舎暮らし住宅」をつくることだ。[続きを読む]

  5. ここで蕎麦屋を開業できる

    ここは「神楽の里」という施設で、総合案内所と食事どころだった。水車小屋もある。かつての春野町の施設であったが、いまは浜松市の管理下にある。指定管理もはずれて、閉店のままだ。だれも利用することはない。いつか壊されてしまうことになる。ここで、蕎麦屋を開業したらいいよと、昨日、Uさんを案内した。かのじょは、大学で栄養学を教えているが、山里に移って蕎麦屋を営みたいという。[続きを読む]

  6. 中山間地域ウェルカム集落事業

    この山里は過疎化が著しい。この10年で20~30%の人口減少率だ。このまま手を打たなければ、どんどんと過疎化がすすむ。その過程で、インフラの整備は遅れるし、災害の復旧もままならぬ、買い物も不便、学校も廃校になる。ガソリンスタンドも郵便局も、店もなくなっていく。ますます住みにくい山里となり、やがて集落は消滅してしまう。定住促進が必須の課題である。[続きを読む]

  7. 地域とのつきあいが、やはりいろいろと難しい

    「自治会としては、移住者を受け入れません」。二日前、家主に、地元の自治会からそういう連絡がきた。過疎化が著しいこの山里に、移住者がくるのは、活気が出て集落の消滅に歯止めがかかり、とてもいいことだと思う。しかし、「よそ者が来てもらっては困る」という地域もあるのだ。ひと月ほど前、山里で暮らしたいというHさん(50代の女性)が来訪。いくつか空き家を案内したところ、快適なところがみつかった。[続きを読む]

  8. いろいろな山里暮らしの補助

    山里暮らしをしてみたい、という人に。まずは「いいこと」ばかりあるよ、という情報。仕事、買い物、地域とのつきあいとか、いろいろ「ややこしいこと」もあるけど、それはまた別の機会に。まず「おためし住宅」。いきなり移住はできないという人は、ここで暮らしながら、空き家を探す。費用は月に1万3千円。期限は一年。最低一か月は滞在してもらいたい。春野町では、いま3軒あいている。[続きを読む]

  9. 春野町の空き家をテーマに卒論を書きたいと学生が

    春野町の空き家をテーマに卒論を書きたい。地理情報システムを活用して空き家の分布をまとめたい。──先日、愛知学院大の学生の小柴さんが来訪した。昨年、東栄町とのシンポジウムで、ぼくの講演を聞いたことがきっかけだ。空き家の実情、なぜ空き家が増えるのか、この先どうなるのか、貸してもらうためになにが必要か、地域とのつきあいかた、移住相談にくる人のプロフィールなどについて、すこしレクチャーさせてもらう。[続きを読む]

  10. ラブファーマーズカンファレンスの振り返りの集い

    きょうは、ラブファーマーズカンファレンスの振り返りの集い。〈らくあん〉にて。有機茶、はちみつ、アクセサリー、固定種の苗、石猫、トウガラシ、有機野菜などの販売をしてくれた人たちが参加。昼食のお弁当を頂いて、フリーディスカッションした。食事しながらの集いというのは、ゆるやかでいいものだ。来年も春野で継続して開催するとしたら、安定的な予算確保にはどうしたらいいか。助成金獲得も継続的には難しい。[続きを読む]

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