アーカイブ:2016年 10月

  1. 稲架掛けがずらっと並んだ

    日曜日は4回目の稲刈だった。稲架掛けがずらっと並んだ。しかしまだ、田んぼ1枚が残っている。あと稲の束にして800束はありそう。今週の土曜日の早朝から最終の稲刈だ。40本近くの竹を切って、稲架掛けの三脚を作る。その後、稲刈と天日干し。雨が降りませんように。[続きを読む]

  2. 〈ほどほど〉の稲作と、〈ほどほど〉のアイガモを飼う

    一年中、水を張っておく田んぼにしたら、生物多様性のフィールドになる。いろいろな生きものがやってくる。いろいろな植物が生える。ミツバチも、ホタルも、いる。そうして、アイガモたちがいる。そこが理想。だけど、ここが問題。アイガモをメインにしたら生物多様性のフィールドにはならないのだ。アイガモを保護するために、電気柵や網を張る。そうなると、ほかの生きものを排除することになる。[続きを読む]

  3. 「アイガモそのものを飼う」という道もあるか

    来年のアイガモをどうするか、というところで考えている。アイガモ農法の発想は、完全無農薬の田んぼづくりから、きた。除草剤は使いたいくない。使わないと、ものすごい草が生える。人力ではたいへんすぎる。その除草をアイガモにやってもらうのだ。アイガモ農法にすれば、草取りはまったくいらない。そこはラクだ。しかし、そのためにアイガモの管理がたいへん。なにしろ「生きもの」だからね。思うようにはならない。[続きを読む]

  4. 田んぼの仕事 いろいろたいへん(2)

    楽舎の田んぼは、機械力じゃなくて、仲間力で乗り切っていくことになる。いまはメインの仲間5名でやっている。スポットで〈まちなか〉のひと、地元のひとが手伝ってくれている。田植えも稲刈も、手動式の機械だ。なかなかボロで、修理費がかさむ。さあはじめるぞというとき、動かないときも多い。ことしは、さいわい良質の稲刈り機(バインダー)を安く手に入れることができたのでスムースだ。[続きを読む]

  5. 田んぼの仕事いろいろたいへん(1)

    田んぼのたいへんなのは、いちどにたくさんの人手がいること。田植えや稲刈など、その日にちじゃないとむつかしい。〈待ったなし〉ということが多いので、そのとき人手がいないと、たいへん。また、手伝ってくれたひとに、どんなふうにお礼をしたらいいのか、それもむつかしい。そのあたりがなかなか面倒だ。なので、機械にたよることになる。[続きを読む]

  6. 深い水路をさまよっていたアイガモ君、ついに捕獲

    深い水路をさまよっていたアイガモ君、ついに4日目に捕獲。田んぼから脱走して、あやまって水路にはいりこんだのだ。そこは堰が急峻で高すぎる。アイガモの羽の力では超えられない。このまま下流に行くと、気田川がある。そこに行ったら流されて、二度と戻ってはこれない。水路に入って追いかけたが、むこうも必死。上流に逃げていった。先には長いトンネルがあって、奥へ奥へと逃げ込んでいった。漆黒でわからない。[続きを読む]

  7. エダマメがおいしい

    エダマメがおいしい。エダマメは、未成熟で青いうちの大豆だ。むかしは、ちがうものと思っていた。山里に越してきてわかった。あと一か月くらいすると、皮が茶色くなって実が固くなる。それから収穫して、半月ほど天日干し。脱穀して大豆となる。種まきは7月16日だった。梅雨明けの直前くらいに播くのがよいとされる。黒大豆、緑大豆、黄大豆の三種類を蒔いた。[続きを読む]

  8. 主食のお米と大豆を自分の手でつくる

    ご飯がおいしい。おとうちゃんが、一所懸命につくったお米だから。農薬なんてまったくつかってない。化学肥料もなし。山からの清流で育った。天日干しのおいしいお米。ことしも、つくった。今日も稲刈だったよ。主食のお米と大豆を自分の手でつくる。これで、食生活はかなり安心。山里暮らしのおおきな魅力のひとつだ。ことしのお米の収穫予想は800キロ、大豆は200キロ。大豆からは味噌ができる、豆腐も豆乳も。[続きを読む]

  9. 道案内は、自分自身の楽しさ、快適さ、自由さ、ラクラクさだ

    外を歩きたい、外を歩きたい。あかりは、二つの拳を盛んに叩いてアピールする。言葉は出ないが、ジェスチャーで示す。きょうもまた、ちかくのホタル公園に連れて行く。ずっと歩いている。倒れるとすこしつらそうな顔をする。また立ち上がる。そしてまた倒れる。立ち上がる。歩く。その繰り返し。楽しくて仕方がないようだ。子どもにとって、「これが正しい」というものはない。教わるものもない。[続きを読む]

  10. アイガモ農法をつづけるかどうか

    来年の田んぼをどうするか、仲間とはなしていた。まず、アイガモ農法をつづけるかどうか。アイガモの除草効果は抜群で、完全無農薬の田んぼをやるとき、すばらしいチカラを発揮する。しかし、だ。育てる過程でいろいろたいへん。生きものなので、ままならぬことが多い。朝晩のエサやり、エサ代、外敵からの保護のための電気柵と天井の網張りなど、作業もたいへん。[続きを読む]

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