日々のエッセイ

  1. 今日は大豆の脱穀

    今日は大豆の脱穀。仲間4名が集まる。20日間くらい干しているが、なんだかまた湿っている。カラカラじゃあない。大した量じゃないので、足踏み脱穀機と唐箕で脱穀する。うちの納屋から軽トラに運んで、畑まではこぶ。ところがだ、ロープをきちんとしなかったために、移動中、足踏み脱穀機を落としてしまう。足の部分やら折れたりつぶれてしまった。ありゃま。こりゃあいかん。あきらめて、竹で叩いて脱穀。[続きを読む]

  2. アイガモの活用を考えている

    アイガモの活用を考えている。解体して食べるのは、いつでもできる。なんとか生かしておけないものか、と。ただペットとして飼うだけでは、エサ代がたいへん。獣対策の電気柵などの設備もかかる。ニワトリのように卵を産んでくれるわけじゃあない。アイガモ農法の目的は、農薬を使わない米づくり。除草剤を使わないと、雑草がものすごい。その雑草対策のためにアイガモくんを投入した。[続きを読む]

  3. その後のアイガモくんたちの行く末は

    アイガモくんたちは、ぼくの軽トラの音を聞くと、遠くからよちよち歩きでやってくる。エサをくれるかと思ってのことだ。可愛いものだが、いま22羽になった。石川さんの紹介で、となり町の薬局の方がこられた。すでにアイガモを飼っていて、解体処分されるのはかわいそうだから、ぜんぶ引きとって飼ってもいいという。また、ちかくの池でも放し飼いができるともいう。[続きを読む]

  4. 森のないことが残念すぎる

    山里暮らしの魅力は、その自然の豊かさにある。空気が澄んでいる、星空がきれい、清流がながれている。森がある、里山がある。しかし、山里に6年暮らしてみて、いつもため息が出ることがある。ああ、ざんねん。くやしい、と。このあたりの山里には、致命的に欠落しているものがある。森だ。森がないのが、いたすぎる。いや、森はある。森ばかり。けれども、それはほとんどが人工林。[続きを読む]

  5. 山里で暮らすには現金収入が必要なのだが

    竹細工の梅沢さんと若林くんが来訪。梅澤さんは10代で崖から落ちる怪我で片足を失い、以来、ひとりで竹細工を修得して、なりわいにしてきた。完全有機農法でお茶も栽培している。茶工場ももっている。84歳になる。この方には、いつも学ばされる。人柄がすばらしい。つねに「礼」がある。そして謙虚。言葉遣いといい態度といい、けっして偉そうなことはない。卑屈になることもない。[続きを読む]

  6. 若い方たちが農業をやりたい、山里に移住しようとしている

    春野人めぐり─4〉二日目のきょうは、来訪者3組4名。ゆったり話ができてちょうどよかった。若い方たちが農業をやりたいということで、山里に移住しようとしている。耕作放棄地はたくさんある。高齢になって、もうつづけられなくて譲ってもいいというお茶園、みかん園がたくさんある。そこを継承して、収益を上げていく道があるのではないかと思う。まず、有機農業をやりたいという赤ちゃんを連れた夫婦。[続きを読む]

  7. 訪問された方との語らい

    〈春野人めぐり─3〉訪問された方との語らい。毎朝、近所の生徒を迎えに行って一緒に投稿するという小学校の先生。ここは学区がものすごく広大なのだ。田んぼとビオトープ、山里の暮らしの魅力発信について語りあった。塾の先生からは、近ごろの子どもたちのあまりの学力低下の様子を、具体例をもとに聞けたのはおもしろかった。[続きを読む]

  8. どんなひとが来るのか、いつ来るのか、どれくらい来るのか、まったくわからない

    〈春野人めぐり─2〉どんなひとが来るのか、いつ来るのか、どれくらい来るのか、まったくわからない。予約なしなので、お迎えするのは、ちょっと緊張する。来られるからには、なにか期待しているわけだろう。その期待にこたえられない、となると、なかなかストレス。……まあしかし、あるがままでしかない。そのままの暮らしぶり、日常をみてもらうだけのこと、とひらきなおるしかない。[続きを読む]

  9. オープンハウス「春野人めぐり」(11回目)

    昨日は、5組7名の来訪があった。引佐からの陶芸家のFさん夫婦。国会議員秘書のNさん。地元の小学校のK先生。塾経営のMさん。来年定年退職して長崎に帰るというFさん、竹細工と田んぼをやっているWさん。来訪もかぶらずに、ゆったりとお話ができた。ちょうどいいペース。山里の暮らしに接してもらおうというオープンハウス「春野人めぐり」(11回目)。昨日と今日の2日間に参加した。[続きを読む]

  10. 今週の土日は、第11回「春野人めぐり」に参加する

    今週の土日は、第11回「春野人めぐり」に参加する。山里の暮らしを訪ねるオープンハウス。 なにか販売するのが目的なら、たくさんのお客さんはありがたい。けれども、うちは、見るべきものもない。売るものもない。たくさんお訪ねくださると、せっかく来られたのにゆったりとお話ができないので、申し訳ないことになってしまう。[続きを読む]

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