日々のエッセイ

  1. 山里でジャズ喫茶とコーヒーの焙煎をしたい

    山里でジャズ喫茶とコーヒーの焙煎をしたい。いい物件がありますか。北海道の方から、問い合わせがあった。古民家を買ってリノベーションしたい、という。この山里にジャズ喫茶ができたら、うれしいね。いちど春野を訪ねてもらったら、あちこち案内させてもらおうかと思っている。[続きを読む]

  2. 地道ながら人と人をつないでいくしかない

    山里への移住は、たんに空き家がある、土地が安いというわけにはいかない。もちろんそれが重要なファクターだ。しかし、肝心要は仕事だ。一にも二にも、仕事がなければ続かない。現金収入がなければ暮らしていけない。かといって、山里には仕事がない。そのために、地道ながら人と人をつないでいくしかない。そのなかで、可能性は一つひとつみえてくる。山里暮らしをしたいと、よく訪ねてくれるU君。[続きを読む]

  3. 炭焼の煙がモクモクと見えた

    田河内の森下さんのところで味噌作り。その帰りに、炭焼の煙がモクモクと見えた。一昨年、うちで炭焼き窯をつくったときに、ご指導いただいた栗島さんのところだ。せっかくここまできたので、ご挨拶させてもらう。いつも悠々とした大人(たいじん)ぶり。お顔を拝見するだけでも心が和む。[続きを読む]

  4. きょうは味噌作り

    森下さんが、数日前から、米を蒸して麹菌をまぶして、麹をつくってくれていた。なんと麹は45キロも。大豆は30キロ。大豆を煮て大きな臼でつく。機械で潰すとペースト状になってしまうが、杵でつくと大豆のつぶつぶ感のある味噌になる。煮た豆を杵でつく。豆がつぶれたら、麹を入れる。塩と大豆の煮汁を。そしてまたつく、つく、つく。結構なチカラ仕事だ。[続きを読む]

  5. あかりも1歳6か月

    いつの間にか、あかりも1歳6か月。すこしずつ言葉を発するようになってきた。YouTubeの画像で、ゴリラの胸ボコボコ叩くのと、童謡を見るのが楽しみ。お父ちゃんも無も叩いたり、タンバリン叩いたりして、一緒にうたう。1曲終わるとお父ちゃんの手を握って、マウスに乗せる。はい次の曲を、とせかす。5曲ときめていて「はい、おしま〜い」と言うと、わ〜んと泣き出す。[続きを読む]

  6. 「仕事がない」「貸してくれる空き家がない」「地域の閉鎖性」の3つ

    田舎暮らしをしたいひとが増えているのは、たしかだ。都会暮らしは、コストが高いし(とくに家賃)、子育てもたいへん、満員電車通勤などストレスも多い。ゆったりと田舎で野菜を作りながら暮らしたい、という自然派志向が増えてきている。ますますその流れは加速していくと思う。けれども、田舎暮らしの難しいところは、大きくいうと3つかな。「仕事がない」「貸してくれる空き家がない」「地域の閉鎖性」と。[続きを読む]

  7. 一緒に空き家探し

    M君が来訪。いま春野町の「おためし住宅」にいて、そこは一年期限なので、家を探さなくちゃいけない。ぼくが管理している二階建ての一軒家を案内した。日当たりと風通しは抜群、見晴らしもいい。でも、いくつか難点がある。 電気工事や水回り、床などの手直しが必要。急な坂のためにクルマの出入りが、かなり怖い。隣家が近いのも田舎暮らしには不向き。ということで、借り手がいない。[続きを読む]

  8. 太陽光発電のはなしが2件

    今月になって、太陽光発電のはなしが2件。ひとつは、耕作しながら、その上に太陽光パネルを設置するというもの。1反あたりの売電が150万円/年として、10年余で回収できる、と。もっとも売電は、いま21円になろうとしている(20年の固定)。 いろいろリスクがある。設備投資の費用の捻出。メンテの費用。廃棄するときの費用。[続きを読む]

  9. 移住相談にこられたが、さて現金収入の道は

    移住相談に来たのは、Uさん36歳。木工をメインに農業もやりたいという。一昨年の春野で行われたラブファーマーズ・カンファレンス(有機農業者の集い)のときに会って、話したことがあるという。ぼくのブログも読んでくれていた。なんとか空き家は見つかると思う。しかし、問題は仕事だ。月に5千円くらいの空き家に住んで、年間100〜150万円の経費で暮らせるとしても、さて現金収入をどう得ていくか。[続きを読む]

  10. ガソリンスタンドが次々と閉店に

    石油ファンヒータの灯油が切れた。ちかくのガソリンスタンドは昨年末に閉店となった。もう少し先のガソリンスタンドは2年前に閉じた。さらにその先、クルマで20分くらいかけて灯油を買いに行く。「うちも、あと5年もつかなあ……」とオヤジさんは言っていた。こないだ寄ったガソリンスタンドも、「いつやめようか、どうしようかと毎日、話しているんですよ」と言っていた。夫婦でともに80歳を超えていた。[続きを読む]

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