池谷啓の記事一覧

  1. 画家のアトリエとして、陶芸家の作業所として、木工作業所として

    茶工場を見せてもらった。お茶の機械はすべて撤去してあって、まったくのフリーなスペースとなっている。88歳になるひとり暮らしの方がもっている。使いみちはきまっていない。画家のアトリエとして、陶芸家の作業所として、木工作業所として使えるかもしれない。貸してくれるかどうかは、すんなりとはいかないと思うけど、(まちなかに暮らす息子さんの考えもうるし)、可能性はあるとみた。[続きを読む]

  2. 山繭をそだて、生糸で機織りをしている

    きょうお会いした鶴田さんは、山繭をそだて、生糸で機織りをしている。この山里にそんな人がいたのかと、とっても新鮮だった。一つの繭から1キロメートルの生糸がとれる。鮮やかな緑色をした繭となる。布は薄緑色に輝く。蚕のように桑の葉ではなくて、山繭はクヌギのような葉っぱを食して育つ。蚕の部屋で買うのではなく、屋外で飼う。クヌギなどの樹木の林に網をかけて、そこに繭の卵を置く。[続きを読む]

  3. 楽舎の定住促進事業のまとめ作業

    楽舎として春野町の定住促進事業が、浜松市のまちづくり事業に採択され、昨年の4月から活動をしている。むこう4年間の事業だが、年度末に向かって、その一年目の進捗のまとめをしなくちゃいけない。大丈夫、ちゃんとやっています、成果を出していますよ、と言っても伝わらない。「やります」といったことが、ちゃんと実行されたかどうか。具体的に事例を、数値を示さなくてはいけない。[続きを読む]

  4. 人と人との組み合わせの力で、山里で打ち捨てられている資源の活用を

    ありがたいことに、いろいろな方が訪ねてきてくれる。きょうは、森林組合で日々、木樵をしているOさんが来訪。はからずも他の森林組合に勤めているYさんも来訪。かれとは、放置竹林解消のプロジェクトを一緒にやっている。山林資源をどうやって収益に結び付けられるか、という話に。捨てられてしまうヒノキの枝を買い取ってくれるところがある。スギ、ヒノキ、マツなどの針葉樹材に出る死に節や腐れ節の補修に使われる。[続きを読む]

  5. 北遠仏教会の総会で山里の定住促進について

    雨の中、お坊さんばかりの会合にでかけた。北遠仏教会の総会で、「神社・寺カフェ」の企画のこと、山里の定住促進事業について、すこし話をさせていただいた。村おこしには、お寺さんが基軸となって動いてくださると、とても厚みと信頼感が生まれるので、ぜひご協力を、と。こういう集いには、在家のぼくが参加するのは場ちがいなこと。でも、会長の栄林寺の櫻井和尚が「こんな企画をしている人がいるよ。[続きを読む]

  6. 中国の山東省で電気自動車をプロデュースしているGさんの家探し

    中国の山東省で電気自動車をプロデュースしているGさん夫妻が来訪。いよいよ「ついの棲家」を春野にしたい、ということだった。昨年来、空き家などを案内させてもらっていて、中国の電気自動車事情の講演もしてもらった。売り物件でいいのがある、というので、一緒に見に行った。平屋で築25年、小高い丘にあって、景色も日当たりもまあまあ。家はとてもきれいだし、ひろい。600坪の土地で5DK。[続きを読む]

  7. コミュニティビジネスを始めようとする人に100万円

    浜松市では、中山間地の移住者に対して、最大100万円の起業資金を貸与する。しかも、一定期間、事業を継続すると返済が免除される。対象は、中山間地に移住して3年未満の人で、コミュニティビジネスを始めようとする人。過疎化のすすむ中山間地には、仕事がない。仕事がないので定住できない。ますます過疎化がすすむ。そんな過疎地で〈なりわい〉の道をひらいてもらおうという趣旨だと思う。[続きを読む]

  8. きょうの移住相談は2組、4名

    「春野人めぐり」2日目。きょうは7組12名のお客さん。昨日とあわせて合計16組32名の来訪だった。きのうは、若いママさんと赤ちゃんたちがたくさん。きょうは、比較的、年配の方たちがこられて、静まった感じで語りあいができた。あの池谷がまさか、結婚して子育てしているとはびっくり、という方も。みなさん、あかりを可愛がってくれた。赤ちゃんを抱くのは何十年ぶりと、嬉しそうに、あやしてくれた方も。[続きを読む]

  9. 「春野人めぐり」 ママさんと子どもたち

    きょうはオープンハウス「春野人めぐり」の一日目。楽舎としては、移住相談・田舎くらしについてのお話をさせていただこうと参加した。今回は、わがやではなくて、楽庵〈らくあん〉にきていただいた。大学で教える栄養学博士の内山弓子さんが、腕によりをかけてグリーンカレーと薬膳カレーと前菜、デザートをつくってくれた。これがとっても豪華で、おいしかった。[続きを読む]

  10. となり町(森町)にある八幡神社

    となり町(森町)にある八幡神社。つくられたのは南北朝時代という。八幡大菩薩の宝殿とあった。ここで徳川家康は武運長久を念じたのだった。けれども、戦に敗れて敗走することになる。このあたりは、「戦国夢街道」として村人たちが、すこしずつ整備している。境内の樹木がすごい。展望もすばらしい。ここにはかつて小学校があった。200人もの生徒がいたという。すでに廃校になっている。[続きを読む]

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