池谷啓の記事一覧

  1. マインドフルネス・ウォーキング

    新しいヒントや発想が浮かぶは、歩くのがいい。思考の整理には、歩きながら喋って言葉化していくのがいい。 「逍遥学派」というものがある。師のプラトンと弟子のアリストテレスは歩きながら語らい、哲学談義をしているラファエロの絵画が有名だ。 アリストテレスは、歩きながら講義したと伝えられる。[続きを読む]

  2. 山里の哲人たち

    いつもお世話になっている宮脇さんが、留守中に訪ねてこられた。有機茶と自分の畑で取れた里芋など、いろいろいただいた。これまで、「山里の鉄人」のような人を紹介してきた。その一年前に投稿した記事を、東京の娘さんがたまたま見つけた。「あ、おじいちゃんが載っている」ということで、20部コピーして送ってくれたというのだ。その御礼に、ということであった。なんとまあ、律儀なこと。[続きを読む]

  3. 近頃、夫を亡くした方に出あったので、しばし立ち話。

    保育園にあかりを連れている帰りに、近頃、夫を亡くした方に出あったので、しばし立ち話。 いまはひとり暮らしになった。出会うたびに、寂しそうな風情が漂ってくる。もう80はこえておられる。─────────────────────────「寂しくなりましたねぇ」と声をかける。 「そろそろ、祭が近づきますね。[続きを読む]

  4. 空き家の解体をしたいということで、相談されている

    空き家の解体をしたいということで、相談されている。本人は、神奈川にいて春野の空き家を維持できない。墓も移した。春野に戻ることもない。土木・建築に詳しい友人に見に行ってきた。隣家の方といろいろお話もしてきた。親しみやすい方であった。しかし、解体となると費用は、やはり100~120万円は掛かりそう。[続きを読む]

  5. 空き家解体というビジネスの可能性があるか

    過疎地である山里のビジネスとして、「空き家の解体」という仕事があるかもしれない。なにしろ山里は空き家だらけである。ぼくが犬を連れて散歩するコースには、40軒ぐらいの空き家がある。とはいものの、なかなか貸してくれない。遺品を整理していない、仏壇や墓がある、年に一度お茶を摘みに来る、補修が必要、地域に馴染む人でないと困る。そんな理由で、なかなか貸してくれないのが実情だ。[続きを読む]

  6. 豪雨で水浸し 稲束が散乱 ひろいあつめる

    この台風による豪雨で、気田川の水が逆流して、田んぼが水浸しとなる。さいわい稲には被害がなかったものの、ちかくに置いていた板とか、材木、稲束などが、水に浮いてあたり一面に散乱。他人の畑にまで侵入していた。 近所人のから連絡を受けた。それはたいへん。大急ぎで回収に入る。泥だらけになった稲束を拾い集め、材木を集め、板を集めた。[続きを読む]

  7. 田舎暮らし雑談会」と「哲学 仏教 生き方講座」

    台風がくるというのに、まちなかまで、50キロの距離をでかけた。「田舎暮らし雑談会」と「哲学 仏教 生き方講座」を主催しているからだ。─────────────────────────「田舎暮らし雑談と相談会」は、山里でフリースクールを開きたいという夫婦、山里で実際にITとデザインの仕事をしている方、実際にIT会社を起業して成功している方などが、参加してくれた。[続きを読む]

  8. お姉ちゃんたち、あそんでくれなかった……。そう、お母ちゃんにつぶやいていた

    ほたる公園からお姉ちゃんたちの声が聞こえる。その声を聞いて、あかりが「行きたい」という。あかりは、お姉ちゃんたちが好きだ。それは、やさしく遊んでくれるから。それを期待しているのだ。じゃあいくか。嬉しそうだ。ほたる公園につれていく。ところが今日のお姉ちゃんたちは、初めての出会いだった。仲間で楽しそうに遊んでいる。そこに3歳児が仲間に入れるわけがない。[続きを読む]

  9. 山里での仕事 クラウドの活用

    ぼくのメインの仕事は、編集と執筆、出版業である。東京がいいけれども、コストが高すぎる。自然の豊かな山里でも、仕事は可能だろうということで、東京から移住した。8年前のことだ。なにごともそうだが、仕事はひとりではできない。出版の場合、取材、執筆、編集、デザイン、版下制作、印刷手配、販売、発送と様々な分野にわたる。そのほかにも、事務処理やら会計処理やら、たくさんある。[続きを読む]

  10. 田舎暮らしの現実 シェア

    8年前に40年間暮らした東京から山里に移住し、田んぼもはじめ、200組以上の移住相談を行い、昨日もおとといも、月に数組の移住相談に応じている者としては、この視点は大切と思いシェアします。[続きを読む]

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