日々のエッセイ

  1. 春野を案内した

    まちなかでブリーダしているが、近所から鳴き声がうるさいと苦情が出る。子どもも萎縮する。山里に暮らしてブリーダの仕事をしたい。ということで、訪ねてこられたので、春野を案内した。といってもすぐに貸してくれる空き家はない。雨漏りとか廃墟に近いものはたくさんあるのだが。まずは春野入門編として、移住者の暮らしぶり、地域の人を紹介した。空き家はたくさんある。[続きを読む]

  2. 山里の教育について

    山里の教育について。山里は子どもが少ない。全学で数十名。小中時代は少人数学級でいい。そして、山里のほうが教育に向いている。ゆたかな大自然という教師がいる。親子、仲間との農業体験、暮らしの達人たちとの出会い。たくさんの学びがある。さて、高校だ。この山里にも高校はある。だが、希望のところとなると、まちなかの高校に通うことになる。ある生徒はは、クルマで駅まで往復2時間、そこからまた電車。[続きを読む]

  3. 早朝のあかり散歩

    早朝のあかり散歩。朝の光を浴びて川の音を聞きながら、落ち葉を踏みしめて散歩する。最近は、リヤカーにした。肩車もいいけど、このほうがラクだし、アブなくない。アルミなので軽い。タイヤが大きいので悪路でも平気。出会う人とは、かならず声掛けをする。親しい人が増えて、あかりを可愛がってくれる。ほとんどお年寄りばかりだが。毎日、出会うKさん。[続きを読む]

  4. 今後、どうなっていくのか。交通弱者対策

    NPO法人「春野のえがお」が運営しているタクシー。山奥の交通弱者のためのタクシー。法律の規制があって町内しか走れないが、会員になれば、タクシーの半額で利用できる。春野町は浜松市と合併するまでは、町内なら500円で走れる制度があった。しかし市と合併して10年たつと、他の町との「一律平等主義」に反するということで、その制度は廃止された。[続きを読む]

  5. 稲刈りが完了した

    稲刈りが完了した。バインダーという機械で、稲を刈って麻紐で束ねる。人力で稲架掛けをする。日の光と風によて乾燥させていく。2週間くらいして、稲の含水率が15%くらいになったところで、脱穀する(稲穂からモミを取り出す)。次にモミ摺り(玄米と籾殻を分ける)。あとはその都度、精米する。モミ摺りと精米は、機械を借りることになる。この田んぼは、およそ3反(3,000平米)。[続きを読む]

  6. 天日干しのために「稲架掛」(はざかけ)

    稲を刈る。天日干しのために「稲架掛」(はざかけ)する。2週間くらい乾燥させると、これくらいで200キロほどの玄米になる。今年の予想は700キロ。この稲架掛の木をつくるのが一苦労。昨年は竹で作ったが、強風でみんな倒れてしまった。10回くらいは倒れた。そしてまた、稲の掛け直しの繰り返し。今年は、ちゃんとした杉材でやろうとした。森下さんの広大の森林で、木を伐った。[続きを読む]

  7. きょうは稲刈り

    きょうは稲刈り。ぼくは新聞作りの合間をぬって参加。あかりもすこし。今年は700キロの収穫、いくような気がする。またくの無農薬、無科学肥料だ。そうして、イモチ病も食い止めた。明日も稲刈りだ。明日で完了できるかな。[続きを読む]

  8. 雨がざあざあ降ってくる

    雨がざあざあ降ってくる。「さんぽいくー」とあかりが言う。言い出したらきかない。待ったなしだ。でも、傘をさしての肩車はあぶない。リヤカーの出動だ。二歳児になったけれども、あいかわらずおかあちゃんにべったり。おかあちゃんも疲れはて、自分の仕事ができない。妻にはNPO法人の事務処理、そして締め切り間近の編集のサポートもある。なので、こうしておとうちゃんが外に連れだすわけだ。[続きを読む]

  9. 子犬のブリーダーから相談があった

    子犬のブリーダーから相談があった。いまは町中で営業しているが、なき声などで近所の苦情がある。春野の広い土地で飼いたいという。資金がないので、空き家を探している。まあしかし、空き家はたくさんあるけれども、貸してくれるかどうかは難しい。ましてやイヌがたくさんいるとなると、さらに難しい。かなり山奥に行けば、かなり空き家がある。けれども、イヌを見にくる客には遠すぎて営業になりにくい。[続きを読む]

  10. 救急搬送されたMさんを、となりまちの森町総合病院に訪ねる

    救急搬送されたMさんを、となりまちの森町総合病院に訪ねる。カーテンで仕切られた4人部屋にいた。寝たきりだ。なんと、腰椎骨折だという。とくに外傷はないのだから、おそらく圧迫骨折だろう。骨がスカスカで潰れたという感じだと思う。酒ばかり飲んで栄養を摂らないので、骨の成分が弱くなっている。ま、内臓系でなくてよかった。栄養をつけてリハビリしていけば、大丈夫と思う。まだ60歳なんだから。[続きを読む]

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