日々のエッセイ

  1. 日々、移住相談の来客

    きょうは、移住相談のお客さんが二組。午前中のお客さんは、役場の壁に貼られていたぼくの新聞記事を見て来られた。なんと中国におすまいだ。山東省で電気自動車の技術指導をされている。ホンダとヤマハで長年、技術管理や設計をされてきた。弁理士の資格もあり、知的財産権についても詳しい。帰国した時に滞在する家として、春野の山里で暮らしたいということだった。[続きを読む]

  2. まちづくり公社の成果発表

    昨日は、「まちづくり活動助成事業」(まちづくり公社)の成果発表をさせてもらった。参加者は70~80名くらいかな。楽舎はこの3月、「二俣─昭和レトロのまちづくり」のイベントをおこなった。北遠の玄関口・二俣の町の元気づけが目的。かつて繁栄したがすっかりさびれてしまった町を「昭和レトロ」という切り口でのオープンハウスだ。5つのお寺、2つの蔵、旅館、資料館、伝承館、店などが参加。[続きを読む]

  3. 縁のありがたさを感じ、縁と縁をつなげていくという流れ

    ありがたいことに、毎日、いろいろなお客さんが来てくださる。こんな、はるか山奥の不便なところに。車で2時間も3時間もかけて、だ。相談事があるんだけど、いい話を持ってきたよ、ついでに寄ってみた、顔を見にきたよ、元気にしているかぁ、これ、食べるかぁ。……とにかく、毎日、いろいろなお客さんが来られる。実直な人、創作的な人、ネットワーカー、アーティスト、黙々とお手伝いしてくれる人。[続きを読む]

  4. 高齢化がすすみ、過疎が進み、老朽したインフラが崩壊していく

    若くて健康なうちは田舎暮らしはすばらしい。が、年をとるほどにたいへんになってくる。年をとると車の運転ができなくなる。それでまず困るのが、医療のことだ。知人のUさんは、かなりの山奥に暮らしている。月に二度、ご夫婦で診療所に通う。かつては、春野町だけの特例で「ふれあいタクシー」といって、町内であれば、どんな山里からでも片道510円で使用できた。[続きを読む]

  5. 老朽インフラと災害の費用

    ぼくが暮らしている山里(浜松市天竜区)は、土砂崩れや橋の崩落などがよく起きる。今後、老朽したインフラの補修に、多大な費用がかかってくる。2年前に発生した春野町杉の地すべり・がけ崩れは日々、全国にテレビ放映されて有名になったが、補修工事にこれまで16億4千万円がかかっている。さらに予防工事などに6億6千万円かけるという。これだけで、23億円だ。[続きを読む]

  6. いろいろ異なる団体が出会える場を

    突然、「お会いしたい、春野までいきます」という電話。NPO法人「市民農業の会」の代表の方々からだ。7月に「農に生きる」というマーケットとフォーラムを開催するので、そこで楽舎になにか発表してもらいたいような趣旨。けれども、いまの楽舎は農業とはほど遠くて、試行錯誤の第一歩もままならぬ。けれども、活動に関心をもっていただいたようだ。[続きを読む]

  7. 別荘を売りたという相談

    Oさんが訪ねてきた。春野町にある別荘を売りたという相談だ。築13年。3LDKの2階建て。森のなかにある別荘地。ここは7世帯の集落で、定住者は1~2名。森といってもほとんど杉と檜ばかりで、成長が著しく、見晴らしはよくない。日当たりもよくない。杉と檜を皆伐すれば、気田川が眺められて風景も良いのだけど。1800万円かけたので、できれば800万円で売りたいという。[続きを読む]

  8. 楽舎の学校〈らくあん〉のスタートへ

    6月からスタートする   は、地域の寄りあい場としてコンサート、講座、会食、移住説明会など行う。平屋の古民家、そして元お好み焼き屋の店舗が併設されている。手直しすればカレーショップやお好み焼き屋ができそう。宿泊もできる。ホタル公園がすぐ近く。そこには豪勢な東屋があって、会議室になる。立派なトイレ(後ろに写っている建物)と給水設備もある。いつもは、ほとんど人がいないので、独占状態だ。[続きを読む]

  9. 勝坂の空き家に住みたいという

    月に3~4件の移住相談がある。こちらの時間が許せば、春野の空き家を案内している。19日はOさんを案内。行政からの紹介だ。木工をやりたい、辺鄙なところで構わない、人里離れた空き家を希望。そこで、神楽の里の勝坂の空き家を案内した。廃屋になりかかっているが、自力で修繕できそうな家がある。そこを気に入ってくれた。ここの家賃は、なんと年間6千円。家の前には清流がながれ、草を刈れば広い庭が現れる。[続きを読む]

  10. 引佐町の久留女木に大きな空き家

    先週は、友人のTさんが来訪。あちこちにたくさん山を持っておられる。森が好きだ、たいせつにしたいということで、天竜の山の各地を買っている方だ。その方が、引佐町の久留女木に大きな家を持っている。広大な風格のある家だ。見晴らしもいい。インターも近い。いまのところ使う予定もないので、貸したいという。以前、ベジタブルレストランをひらきたいという方に紹介したが、うまくいかなかった。[続きを読む]

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