日々のエッセイ

  1. 杉の一軒家が気に入って、そこにきまりそう

    22日は、O夫妻が春野への移住相談に来られた。いま住んでいるところが、お茶の産地で消毒とファンの音が耐えがたいということで、静かな森を探しているとのこと。楽舎の学校〈らくあん〉で、いろいろとお話を聞いた。スタッフの若林君に杉と勝坂エリアの空き家を案内してもらった。杉の一軒家が気に入って、そこにきまりそう。家賃はおそらく5千円くらいだと思う。敷地がかなり広いので、畑もハーブ園なども可能だ。[続きを読む]

  2. 学生たちを連れて春野を案内

    きのうは、学生たちを連れて春野を案内した。浜松学院大の地域共創学科、津村先生と学生たちが来訪。楽舎が受け皿となって、地域おこしのプロジェクトをすすめていくことになる。6月からスタートする「楽舎の学校〈らくあん〉」を案内。ここで10人は寝泊まりができる。自己紹介は、ほたる公園で。知らないおじさんが寝ていたところに、どやどやとぼくらが集まる。おじさんも、ついでにミーティングに参加してくれた。[続きを読む]

  3. 茶畑が放置されていく

    茶摘みの季節だが、そのまま伸び放題になっている茶畑が多い。こちらは、ご近所の茶畑。広さは3反(1000平米)くらいはあるだろうか。所有者はひとり暮らしで、90歳になる。昨年から、もう茶摘みはできなくなっている。体力的にたいへんだし、これだけのお茶を摘んだところで、製茶の費用ばかりかかって、販売できるはずもない。親戚や知人に配ってもあり余る。そんな茶畑が、あちこちにある。[続きを読む]

  4. 学生の力で、耕作放棄地をよみがえらせる

    山里はいたるところ耕作放棄地ばかりだ。学生たちの力を借りて、耕作放棄地を再生させる仕事もある。ススキを引っこ抜き、雑草を刈り取り、土を耕す。それは可能だ。しかし、学生たちをたんなる労働力としての活用だけになったら、もったいない。ただ、学生たちが、継続的に耕作して、野菜などを栽培できるかというと、かなり難しい。その蘇った畑を生かしていく人が現れなければ、再生の意味がない。[続きを読む]

  5. 山里は空き家ばかり

    山里は空き家ばかり。昨日、訪れた勝坂の集落などは、隣同士、連続4棟が空き家だ。20棟くらいの空き家がある。そのまま放置されているので、廃屋になりかけている。町が国の補助金でつくったロッジや茶店など、閉店のままのところが6棟もある。使われなくなれば、そのまま廃屋の道をたどる。自治会が管理して活用できるかというと、これは難しい。なにしろこの集落は14世帯、しかも高齢者ばかりである。[続きを読む]

  6. 行政と市民が協働する道について

    ◉バラマキから選択と集中へ日本の人口は減少の一途をたどり、経済は停滞している。ありあまる予算はない。高度経済成長期のように、バラマキする時代ではない。そこで「選択と集中」だ。──そんなことばがよく聞かれる。若者の雇用を生み出すこと、〈まちなか〉のにぎわい創生計画など、集中的な施策を投じる必要がある。区の再編や、旧市町が独自にすすめていた施策の見直しと合理化も必要であろう。[続きを読む]

  7. 宮大工の方のワザを伝える学校つくり

    宮大工の方のワザを伝える学校つくりの流れで、愛知県の新城市の廃校、浜松の北端の水窪町の木工所などを案内した。なかなか適当なところが見つからない。で、朝、気がついた。「なぁんだ、地元にすてきな廃校があった、あった」。ここから北、川上という集落の春野北小学校だ。3年前に廃校となる。森のなかにあって、敷地にはぐるりと清流がながれている。川まで敷地だ。木造の体育館がとても過ごしやすい。[続きを読む]

  8. 「春野町に移住したい」という方の相談を、月に3~4件は受けている。これまで、移住相談はのべ100人は越える。ばくぜんと「ただ田舎暮らしに憧れている」というイメージ先行の方。「ハーブ園をつくりたい。森のなかで、清流が流れて花が咲いているところ」とか、「チャペルをつくって、ベジタブルレストランもやりたい」という方。「木工をやりたいので、近隣から離れた山の中の空き家がいい。[続きを読む]

  9. 「ラブ・ファーマーズ・カンファレンス」の企画会議

    きょうは、わがやて9月に企画している「ラブ・ファーマーズ・カンファレンス」の企画会議。オーストラリアでパーマカルチャーを学んできた天野くんと画家の内海さんと京子さんがきてくれた。有機農業を実践し目指す人たちの集い。いのちめぐる食と農の集い。ここ春野の「山の村」で開催する宿泊してのイベント。有機農業の実践者たちが講座を持つ。百万本のバラの歌手の加藤登紀子さんが、トークイベントも。[続きを読む]

  10. まちづくり公社の実績報告会

    まちづくり公社の助成事業で「昭和レトロの二俣めぐり」をこの3月に開催した。かつて繁栄したが、昭和のままで止まっているような二俣のまちの魅力発信のイベント。5つのお寺、2つの蔵、旅館、資料館や記念館が参加してくれた。また、昭和歌謡・アイルランド民謡、ジャズなど路上ライブなど、3日間の開催だった。[続きを読む]

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