日々のエッセイ

  1. よく医者にかかるようになった

    山里に暮らして8年、よく医者にかかるようになった。年をとってくると免疫力が弱くなる。風邪も引きやすい。帯状疱疹やら日光過敏症やら、厄介な病気にもかかった。これが総合病院に行くとなると、往復3時間、待ち時間30分、精算に30分、調剤薬局に10分ということで、一日仕事になる。大したことのない病気は、ちかくの診療所に行く。いつも行く「もちの木診療所」は事務所から徒歩5分。待ち時間もほとんどない。[続きを読む]

  2. さながら仙境の世界。だが、杉と檜ばかりでは。

    ひとり黙々と鍬をふるう。ガチッ、ガチッ。こんな急勾配の畑だ。敷地内に先祖の墓がある。このおばあさんは90近い。さながら仙境の世界と感じた。惜しむらくは、南面が杉ばかりなこと。これが広葉樹だったらなあ……。かつて至るところに杉や檜が植えられた。それらが生長した。しかし、伐ることはできない。伐れば赤字になるだけだ。杉や檜は、どんどんと上に伸びて、景色は見えなくなる。日陰になる。[続きを読む]

  3. 聖地を見つけられたら、人生の大きな財産となる

    自分だけの「聖地」を見つけること。そこは、ひとり静寂にしていられる。気がいい。風が通る。清流がある。日当たりもいい。木陰もある。祈っても歌ってもダンスをしても、まったく気兼ねがいらない。そうした自分だけの安心な空間。それが聖地。見つけられたら、人生の大きな財産となる。まあ、ここはその一つになりそう。ふいと歩いていけるのがすばらしい。ほんとうは、わがやをそうした聖地にするのが一番。[続きを読む]

  4. あちこちにアートフルなものが

    河原を散歩していると、あちこちにアートフルなものが。そんな目で見てみると、たくさん。これもまた、山里の宝物。ま、しかし拾ってきても、置き場に困るだけなんだけど。[続きを読む]

  5. 気分転換と早足歩きの筋トレを兼ねて

    きょうも暑い。気分転換と早足歩きの筋トレを兼ねて、一日3回、ランの散歩にいく。すぐちかくには、気田川の涼し気なエリアがたくさんある。ほとんど誰もこない。ランの涼み場、ぼくひとりの瞑想エリアとしてひっそり利用している。[続きを読む]

  6. 「東京」より「センスある地方」のほうが断然いい という話

    これから住むなら「東京」より「センスある地方」のほうが断然いいーと、内田樹☓平田オリザ☓藻谷浩介の話。平田オリザの劇団は、いま東京の駒場にあるが、兵庫県・豊岡市に移転するという。豊岡市は、コウノトリで有名。首長は県にコウノトリの郷公園を作らせて、周りの農家を説得して無農薬の田んぼを広げていった。[続きを読む]

  7. 熟した梅の実

    ランの散歩コースは、気田川の河原。そこに大量の熟した梅が落ちていたので、拾ってきた。20キロくらいあるかな。まずは冷凍しておく。暇な時、砂糖とともに炊飯器にいれておけば、甘露煮ができあがる。梅ジャムもかんたん。山里には、あちこち梅の実が放置されている。わがやの敷地にもたくさん。枇杷も熟している。そろそろ杏も熟してくる頃だ。今年は、せめてこうした自然の収穫だけでも、やってみよう。[続きを読む]

  8. 気田川の奔流を眺めては

    日中の暑いこと。気田川の流れにざぶんと入って体を冷やすラン。ぼくは、気田川の奔流を眺めては、しばし瞑想のひととき。[続きを読む]

  9. 山里の日常

    我が家の草刈りして、疲れて疲れて、気分転換にあたりを散歩。近所の人と立ち話。ぼくはだいたい気軽に声をかけていく。ひさしぶりですね。元気ですか。元気だよ。あかりちゃんは、大きくなったでしょ。もう、ぼくは年とってるから体力なくて、たいへん、たいへん。でも子どもは可愛いよね。こんど、連れてくるね。レタス持っていく。あれしい、ありがとう。ニンニクは。ありがとう。ジャガイモは。ありがとう。[続きを読む]

  10. 山里の日常

    我が家の草刈りして、疲れて疲れて、気分転換にあたりを散歩。近所の人と立ち話。ぼくはだいたい気軽に声をかけていく。ひさしぶりですね。元気ですか。元気だよ。あかりちゃんは、大きくなったでしょ。もう、ぼくは年とってるから体力なくて、たいへん、たいへん。でも子どもは可愛いよね。こんど、連れてくるね。レタス持っていく。うれしい、ありがとう。ニンニクは。ありがとう。ジャガイモは。ありがとう。[続きを読む]

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