日々のエッセイ
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1.262019
こんな山奥に暮らしても、家にいながら、全国、全世界と交流ができる。
こんな山奥に暮らしても、家にいながら、全国、全世界と交流ができる。テレビ会議だ。山奥から出向かなくても、会議ができる。いま活用しようとしているのは、会議というよりも、生き方雑談会だ。うまくいけば、1日1〜2時間の雑談会(20時〜22時くらい)というのがよさそう。昨日から実験中だ。テーマを絞ったほうがいいかな。ゲストがいて聞いていく。[続きを読む]
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1.262019
ZOOMて多彩な出会いが起きる そのうち田舎暮らし雑談会を開催
ZOOMを3日間、試してみたが、とても使い勝手がいい。猟師、チベット体操インストラクター、ドローンによる地質調査の方、知的障害者施設長、縄文と超古代史研究家など、日々、多彩だ。昨夜は、看護師のOさん(浜松市内)と、インドネシア友人Dさん(沖縄)と3人の語らいだった。[続きを読む]
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1.172019
空き家の解体に向けて
空き家ばかりの山里。壊すという仕事がこれから、次々とでてくると思う。壊すのに費用がかかる。住んでもらえば、ノシをつけて家をタダで差し上げる。そう言っても、ほしいという人は現れなかった。結局、解体することになった。家主、隣家のご夫婦、地元の農機具屋さん、移住者など、地域のみんなで解体しようということになる。[続きを読む]
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1.82019
月に一度、助産院のDさんが指導に春野まできてくれた
20年分の日記を、ひとまとめにしてエディターに入れた。400万字(400字詰め1万枚)。キーワードを元にして検索すると、瞬時に一覧が出てくる。その時の様子を振り返るので、人生模様があらわれてくる。 あかりが生まれた時のことだ。月に一度、助産院のDさんが指導に春野まできてくれた。[続きを読む]
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1.52019
ついの住処には浜松の山里がいいというのだが
Tさんが来訪した。いつも柔和な方であり、気持ちがほっとするありがたい友人だ。ものづくりの工夫を重ねている、達人の一人である。竹だけで大きな倉庫を作ったこともある。いまは、和紙づくりに励んでいる。不燃性の和紙を開発して、商品化したいという。立ち上げやルート開拓に費用がかかるだろうし、県や民間の助成事業の情報などもお伝えした。[続きを読む]
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1.12019
いまの日々の暮らしこそが、宝の山である。まさに、心を磨く修練の道だなあと
大晦日の深夜、ランを連れて川沿いの道を散歩する。真っ暗なので、ヘッドランプをつけて歩く。ランプの光に照らされて、吐く息がモワっと白い煙のように見える。その前を、ランが、たったったっと歩いていく。葉っぱがすべて落ちた冬木立が白く輝く。歩く道を照らすと、草と土がキラキラ光っている。いたるところで、輝いている。水分が凍って、氷のつぶつぶがランプに反射して光るのだ。地上の星みたいだ。[続きを読む]
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12.282018
さがしものはたいへん
どこにあるのかわからないものを探す、というのは大変だ。パソコン内のデータであれば、瞬時に検索できる。しかし、「モノ」は検索できない。広大な宇宙から探し出すことになる。 昨日携帯をなくした。まちなかに出かけた時に、紛失した。あの喫茶店か、あのお寺か、教会か、車の中か。鞄を持ち歩く時に道に落としたのか。分からない。[続きを読む]
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12.242018
ランとあかりとの散歩で
あかりを肩車して散歩。朝の光を浴びる。「あっちがいい、こっちがいい」。あかりの指差すほうに向かって歩く。川のほとりの道をゆっくり歩いて、太陽を礼拝した。『禊ぎ祓いの祝詞』を唱える。「たかまのはらに かむづまります かむろぎかむろみの みこともちて……はらいどの おほかみたち」そう唱えた時、 頭の上から、あかりがつぶやいた。「 ねえ、おとうちゃん。ランってオオカミみたいだね」。[続きを読む]
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12.162018
山里には、埋もれたままの資産がたくさんある
山里には、埋もれたままの資産がたくさんある。山とか川とか耕作放棄地はもちろん。公共施設(幼稚園、小中学校、教員住宅、文化施設)、民間施設(空き家、使われなくなった茶工場、閉じてしまった商店街、旅館)など。山里は、人口がどんどん減っていて加速している。やがてほとんど高齢者ばかりとなる。施設が活用されることはないだろう。移住者が増える可能性は、とても少ない。何しろ仕事がない。[続きを読む]